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31*NY、フレデリック・フェッカイで髪を切る!!!

★華麗なる?!NY通信★強制メルマガ★2008.1.24
★ばっきー&イヤミーが、見た、着た、買った?&食った!!!     その31
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31*NY、フレデリック・フェッカイで髪を切る!!!
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顔がいのちぃ~の・・・という雛人形のCMじゃありませんが(え?知らない?)、
髪が、まあ命とまでは言いませんが、結構大事なんです、私って。
こんな告白いらないと思いますが・・・。

で、NYに着いて以来ずっと、髪をどこで切ろうかと・・逡巡していたのです。
というのも東京では、この3年近く?私としては絶大なる信頼を寄せている、
天才i塚女史に切ってもらっていたので、迷ったこともなく・・。
だから正直途方に暮れていました。
そして、ネットで探索したり、街でよさそうと思うとチェックしたりしている間に・・
日々は過ぎ・・・ついにイタリアで限界を迎え、
なんとフィレンツェで切ってしまったのです。

みなさん、イタリアと言うとなんでもよさげに聞こえますが、
まあ、ミラノが東京でローマが大阪だとして・・・・フィレンツェなんて、
日本で言えば、京都か名古屋?(2地区の方すいませんっ!)
いや、もっと田舎です。
そんなところに旅行して髪を切るなんてっーーーっ。
が、結論から言うと、わりと上手だった・・・んですね。
小学校4年生以来のベリーショートになりましたが・・。

で、どうやってその美容室を探したのか?
アリタリア航空のカウンター、
ホテルのレセプション、某ショップで、
いい感じの髪型&今どきな3人の女性に『どこで切ってるの?』と聞いたら、
奇しくも!3人が3人、同じ店で切っていたので、
素直にそこに行きました。店は大混雑。
だっさいおじさんに見えますが大人気でした。
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うーん、やっぱり、街で人気&話題の店に行くべし・・・との教訓を得た私。
それは去年の11月のこと。

あ゛-しかし、髪は伸びるのでした。
いよいよNYで切るしかないな・・と思いながら年を越しました。

さて・・・NYには、日本人美容師の経営する美容室がかなりあります。
日本人が3万人近く住んでいますから、ニーズもあるのでしょう。
また、日本人の手先の器用さや、繊細な仕事ぶりは、
海外でも高く評価されていますから、美容業界とかって、日本人が多いですよね。
数年前は、日本のストレートパーマが大ブレイクして、
高くても、まっすぐにしたい人がこぞって日系の美容室へ行ったとか。

NYで大成功している有名な日本人美容師が何人かいらっしゃいますし、
もはや経営者でかなり大きなお店を出している方も・・。
こちらではHPが充実しているのはショップの必須条件なので、
そういうお店にはかならずイメージを重視したサイトがあるし、
概ね情報はインターネットで得ることができます。
ちなみに、日本人経営の日本人ネイリストによるネイルサロンも、人気です。

私も、英語はできないし、やっぱり、髪型とか、微妙なニュアンスを伝えるには・・・
日本人かなー??と思っていました。
でも、NYに来て日本人の美容室に行くのも・・なんだかなー・・・・とも。
そして、フィレンツェの経験から、
街の規模は違っても、
やっぱりその街で人気の高い美容室に行くのがいいのではないか???
日本人の店だという理由で行くより、NYで人気があるところへ行こう!
最悪、きのこ!?みたいな頭になってもいいっ!

と・・・ひとりで勝手に盛り上がり、前から気になっていた、
私の愛するデパート、ヘンリ・ベンデルの中にある美容室を訪ねてみたのです。
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ヘンリ・ベンデルは、
5番街にある
茶と白のストライプモチーフで有名な
小さなデパート。

化粧品と
オリジナルセレクトの女性の洋服、
小物、下着だけのデパートです。

かなり、お客さんは減っていますが、
モダン&ややとんがっている!セレクトは
変らず。















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この5階に、このデパートに似合う素敵な美容室があって、
前から気になっていたのです。

サロンの名は『フレデリック・フェッカイ』
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知ってました?
実は、私は知らなかったのですが、
NYに来て、アパートが決まるまで住んでいた!?ホテル『アレックス』で、
アメニテイに使われていたのが、
このフレデリック・フェッカイでした。
コンデイショナーがあまりにもよかったので、
このブランドって??と思っていたら、
NYの多くのデパートに売り場がありました!
化粧品の殿堂『セフォラ』にもあります。

Frederic・Fekkai
名前から中東?どこの人?と思っていましたが、
フランス人のヘアー・アーテイストだそうです。
ベトナム系の血もまざっているとかいないとか。
日本からは、多々話があるものの、
薬事法のややこしさが面倒でまだ進出していないとのこと(わかる!笑)。

しかし、世界のラグジュアリーブランド100に、
唯一ヘアケアブランドで選ればれていたり・・・と、
かなり世界では有名なブランドとのこと。
その、フェッカイのサロンが、このヘンリ・ベンデルにあったのです。

で、レセプションで話を聞いたところ、
なんと、フェッカイ本人にも切ってもらうことが可能!!
が・・・予約は3ヵ月後・・とかで、その上なんと、カットは750ドルから!!
きゃーーー。
その次に位置するセカンドのMichel・Alemanなるスタイリストも
全米の店(ビバリーヒルズやメルローズ(ロス)、ダラス、NYほか6店舗くらいでした)
を行脚していて、月に1回のチャンス!
で、カットは350ドルから・・・とか。

うーん・・・ということで、早々に切りたいので、
3番手のNYのトップスタイリストに切ってもらおうかと思いましたら、
3人くらいいるとのことでした。

『誰がオススメ?』と聞いたら、
レセプションのふたりは・・・
『やっぱり、アジア系だから、SEIJIがいいんじゃない』
『(私の髪を見て)うん、SEIJI はベリースペシャルだし、
人気もある。ここには週に1回来るから。』

SEIJI・・・って、それは、せいじ?政治?誠二?
日本人?

そうなんです、フェッカイNYのトップスタイリストの一人は、日本人でした!

ということで、すぐはムリだったのですが、
2週間後に予約ができ、カットへ。

トップスタイリストは、
自分のお客さんを座らせる大きなスクエアのテーブルを持っていて、
その4つの面に、ひとりずつ座るようになっています。
もちろん時間差で。
つまり私の隣で仕上げを待つお客さんは、同じ、SEIJI氏のお客さん。
最終的に、前後含めて彼のお客さんを4人見ましたが、
全員、白人女性でした。日本人のお客は私だけ。
もう、NYに20年と言うSEIJI氏は、おそらく同年代。
話ぶりから、ただのスタイリストではなく、
フェッカイでマネジメントにもかかわる立場かな、と思いました。

というのも、偶然ですが、私が銀座で通っている美容室の母体企業から、
日本進出の強力な誘いがあったけれど、
ライセンスだけを渡すことはしないから、難しい・・・たとえば・・云々、
などという話もでたからです。

さて、カットは、まず、大きな全身鏡の前に立つことから始まります。
バランスを見る・・わけです。
そして、どんな服をいつも着ているか、
どんなブランドが好きか?スカート?パンツ?スカートは長い?短い?
どういう雰囲気の自分が好き?どういうイメージの自分でいたい?
髪型はいつも同じにしたい?
ラフなほうがいい?エレガントがいい?
などなど・・・要するに、私がどうしたいのか?
どういう自分になりたがっているのか?を聞かれます。

これは、ちょっとびっくりしました。
私は、日本でも、どんな服が好きかとか、どういう雰囲気の人か、
よく理解してから切って欲しいな、といつも思っていました。
でも、最近は担当者に会う前に、カット用の服を着せられてしまうので、
私がどんなファッションか?さえも確認しないまま切る人が多いですよね。
だから、そういうことがわかるまでには長いつきあいが必要です。
でも、ここでは、できるだけわかろうとするし、
自分の意見・・というか、自分の自分への評価?イメージ?を聞かれます。

実は、今NYの街中にはメアリー・J・ブライジのポスターが張ってあって、
それが結構タイトなショートボブで、
まあ、それにしようかなー、くらいのキモチで出かけたんですね、私。
でも、彼と話しているうちに、あー違うな、と自分でも思ったし、
彼からも『あれは、やめたほうがいい』ときっぱり言われました。(笑)

そしてまず、長さとアウトラインを決めるカットは、立ったまま・・・。
立ったまま切ります。
研修生らしきお店の子や、トップではないスタイリストが何人か集まってきて、
やや遠巻きながら、凝視していました。
私ではなく、彼のカットを。
で、うまい人の特徴で、早いっ!
最後は流して、ブローして、ちょっとそろえて・・・とこの辺は日本と同じです。

ただ、シャンプーが、スタイリストになる人の最初の修行の段階・・・というのではなく、
ここではシャンプー専門の人でした。
もちろん、ケア用品はすべてフェッカイ製品です。
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隣にいた、私が待っている間に仕上がったおば様と結構お話しました。
彼はパーフェクトだと言うと同時に、日本人はとにかく丁寧でカットが上手・・とのこと。
また次に待っていた女性は、メグ・ライアンそっくり。
あの常々憧れている、さりげない“寝ぐせカット”だったので、
(私の寝ぐせのまま、とは似て非なるもの)
SEIJI氏に聞いたら、
日本人にはできない・・とのこと。
逆に彼女はものすごいクセで、大変なんだそうです。
無いものねだりは・・世の常ですね。
日本とは美容業界そのものも違うとおっしゃっていました・・
が、その興味深い違いについては聞くチャンスがありませんでした。

ちなみに、カットは190ドル+タックス。・・・高い?
カットだけですから、東京より高いですよね。
でも、私はパーマもカラーもしないので・・・いいかなと。
ただ投資に見合った髪型になったかは、神のみぞ知る。
いやはや、とおおおっても短いです、さっぱり。

NYへの旅の記念に、ラグジュアリーブランド100!のヘアブランドで、
ヘアカットはいかがでしょうか???
ネイルサロン、エステサロンもある、ものすごく広い、気持ちのいいお店です。
おそらく、日本上陸は近い!と思いますよ。
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by nyiyamee | 2008-01-24 14:08 | NY美容情報
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